プロデューサーズ

史志

2006年05月21日 04:29

映画の「プロデューサーズ」の感想及びネタばれ(ヲイ


[監]スーザン・ストローマン 
[製][脚][音]メル・ブルックス 
[出]ネイサン・レイン  マシュー・ブロデリック  ユマ・サーマン  ウィル・フェレル ゲイリー・ビーチ 


つーわけで、毎度の如く見たい人だけ読んでくださいねぇ~。



ブログにも記しましたが、木曜日にミハマの映画館で久しぶりに独りで映画みてきましたよ。

以前から見たいと思っていた「プロデューサーズ
率直に言わせて貰えば。


史上最高のエンターテイメント!です。


一昔前の名作「黄金時代」「マイ・フェアレディ」などのミュージカル仕立ての映画を思い出したんですが
段々と話が進んでいく内に、この映画が映画を超えたエンターテイメントに思えてきたんです。
最後の最後・・・それこそスタッフロールの最後まで楽しませてくれる、館内が明るくなるまで誰一人席を立たなかった程でした。
思わず拍手を送りたくなるぐらいですよ。

今の映画って、画質が凄くクリアーですよね?
「プロデューサーズ」は、クリアーではなく、モノクロからカラーへと移り変わった頃の質感を出していました。
それだけじゃなくて、映画の中に「舞台」があったんですよ。
ん~~~・・・・こればっかりは、舞台に立った事がある方にしか解からない感覚だと思うんですが
しっかりと、「舞台」が活きていたんです!!
そして、「マイ・フェアレディ」等の映画からは想像もつかない事まで起こるし・・・・。
ミュージカル特有の計算しつくされた音と踊り・表情が凄くキレイで、始終鳥肌立ちっぱなしでしたねぇ~。
踊りって、肢体だけの表現じゃないんですよ。
表情は当たり前ですが、何より「目」が大事なんです。
って、薀蓄はこのへんで・・・・(;・∀・)

さて・・・・お芝居が好きな方には、是が非にでもお勧めしたい映画なんですが
如何せん、もう上映期間終っちゃったんだなぁ~w
まぁ、レンタル屋で並ぶまでお待ち下さい。


そうそう。
この「プロデューサーズ」を見て、一番に感じた事が。
技術屋としての仕事への姿勢(情熱)です。

なんだろう・・・・。
私の語彙が足りない所為もあるんですが|ι´Д`|っ < だめぽ

技術屋が技術を売って飯食ってるのは当たり前ですね。
100匹以上のCGのクリーチャー一匹一匹に人工知能を植えつけて
それぞれが、創造主も考えもしなかった動きをしだしたり・・・なんて事ができるようなご時世。
確かにそれって、凄いですよ。
そんな事が出来る様になったと知った時は、凄く鳥肌が立ちました。

けれど、それだけじゃ駄目なんですよ。

やっぱり、どれだけ「自分の仕事」に命を吹き込めるかで
どんな単純なものでも、完成した時には万人の心をも動かす事ができると思うんです。
「プロデューサーズ」って、そういう事を気づかせてくれた映画なんですよ。
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